チューターの心構え

Attitude
1.分科会企画の概要

■ 企画名:分科会企画

■ 分科会およびチューターとは
分科会とは自分とは違う環境で育った人、違う価値観を持った人、自分に無いものを持った人との出逢いの場です。参加者にディスカッションやレクチャー、フィールドワークなどの活動を通して、新しい自分、新しい仲間、新しい知識と出逢い、自己発見につなげてもらいたいと思います。
また、チューターとはある問題意識を他の参加者に提供し、スタッフが考える分科会企画の定義に沿って分科会を開き、分科会全体をコーディネートする人のことです。

■ 企画目的
参加者の一人であるチューターが複数の話題を提供する分科会を開くことによって、スタッフからの一方的な話題提供を防ぎ、参加者の主体性がより発揮できる場をつくることを目的とします。
 
以下はスタッフが分科会企画で重視する3点です。
①参加者が共通の興味・問題意識を持った人との繋がりを持てる、
 かけがえのない出逢いの場を提供する
②参加者が主体性を発揮する場を提供する
③チューターが提供する問題意識に気づいてもらうことを通して、
 また、アウトプットによる新たな知識との出逢いを通して、
 参加者に自分を見つめなおすこと、自己発見、理想の自分を描くことを促す

上記の3点に沿った分科会づくりをお願いいたします。

■ 企画の内容
分科会でのディスカッションやレクチャー、フィールドワークなどの活動が中心です。それに加えて他の分科会がどのような活動をしているのかを知るためにアウトプットを用意します。アウトプットとは分科会という枠を越えて、他の分科会に、自分の分科会での活動内容を発表する場です。他の分科会の活動を知ることで、参加者の方々に新たな知識との出逢いを提供できると考えております。


2.チューターの心構え

■ チューターとしての自覚について
アカデミックプロジェクトにおいて分科会を開き、参加者に分科会を提供するチューターにはアカデミックプロジェクトにおける企画の一つを創りあげる上での責任が伴います。
特に以下のようなことは厳禁とさせていただきます。
 ・十分な準備なしに当日の分科会を行う。
 ・分科会冊子、企画書と全く違うことをする。
 ・やむをえない事情以外でチューターをキャンセル、または分科会の時間に遅刻する。
 ・アカデミックプロジェクト、及び参加者個人に対する誹謗、中傷をする。
 ・宗教活動、商業活動をする。
ここに挙げたことに限らず、チューターとして責任ある行動をお願いします。

■ 企画書の検討について
分科会企画におきまして、参加者にとってより良い分科会企画を提供するために、分科会の目的や参加者に伝えたいことが明確であるかをスタッフが確認するとともに、アカデミックプロジェクト当日の急な分科会内容の変更を避けるため、スタッフが企画書の検討をさせていただきます。
検討の際に重要となる点は以下の二つです。
 ・分科会の目的、参加者に何を伝えたいのか、何を感じてほしいのかが明確であるか。
 ・企画進行の段取りが綿密に組まれているか。

以上の点に注意し、分科会をどのようなものにするのかを、じっくり考えていただきたいと思います。
スタッフは分科会企画をチューターと共に創りあげるものだと認識しています。今後、良い分科会を創りあげるためにスタッフの検討を経て分科会企画内容や進行の仕方に関して、こちらから意見を申し上げることもございますが、スタッフの“価値ある分科会企画にしたい”という想いを汲んでいただきたく思います。今後ともよろしくお願いします。

■ 分科会参加者に対する事前交流について
スタッフが分科会ごとにメーリングリストを作成いたしますので、事前の参加者間交流や分科会の連絡等にご利用ください。こちらで用意します分科会メーリングリスト以外に掲示板、ブログ、SNSを利用する場合は、そのURLを企画書にご記入ください。これは、スタッフが「どの分科会はどれくらいの事前交流をして、どの分科会は事前交流を少なくしてアカデミックプロジェクト当日に交流を深めるのか」という分科会ごとの特色を把握しておきたいためです。
※分科会の振り分けが完了次第、各分科会の参加者のデータはチューターにお送りします。
※なお、分科会メーリングリストには総代表、副代表、分科会担当、チューター、分科会参加者が登録されます。

■ 備品について
備品についてはすべての備品の希望をお聞かせください。
例:マジックペン、スケッチブック等
※費用の都合上、ご希望に添えない場合があることをあらかじめご了承ください。

■ コピー代について
分科会で使用したコピー代については予算の中から最大150円まで補助させていただきます。分科会関係で、コピー機を利用した場合は必ず領収書をもらい、アカデミックプロジェクト当日にご持参ください。なお、その際の宛名は「アカデミックプロジェクト(アカプロ)」でお願いいたします。料金は当日のチューターミーティング時に返金いたします。詳細は追って連絡いたします。

3.企画書の記入について

企画書とは、スタッフが分科会の内容、進行の仕方など分科会企画の全般を把握するために作成していただきます。参加者に向けたものではないことをご了承ください。

分科会の人数、どんな施設が利用可能なのかが分からなければ、企画を詰める作業がなかなか進まないかもしれません。しかしこれらの決定は遅くなると予想されますので、早めに企画書の作成に取り掛かってください。
人数、施設確定の面でご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
分科会人数は7月中に確定する予定です。施設については8月2日以降になりますので追って連絡いたします。

4.今後のスケジュール

7月26日:アウトプット、利用施設、備品の希望調査 締め切り
8月 7日:企画書一回目提出 *スタッフによる検討が終わり次第返信します
8月18日:企画書二回目提出
8月28日:企画書完成版提出
8月28日まで:事後報告冊子のフォーマット、チューターの当日行動計画書など、
当日必要な資料をチューターメーリングリストにてお知らせする予定です。
今後、スケジュールの変更がある場合がありますので、その場合は追って連絡いたします。